Ubuntu 26.04 LTS「Resolute Raccoon」正式リリース Mini ISOも復活していた
少し前になりますが、Ubuntu 26.04 LTSがリリースされました。コードネームは「Resolute Raccoon」。派手さよりも堅実さを重視したLTSらしい内容で、自宅のサブ機をそろそろ上げようかなと考えているところです。
リリース日とサポート期間
- リリース:2026年4月23日
- コードネーム:Resolute Raccoon
- サポート期間:5年間(セキュリティ更新・重要なバグ修正)。2031年4月まで
- Ubuntu Proを契約すると、ESM(Expanded Security Maintenance)で10年間の更新が受けられる
LTSというだけあって、5年間は黙っていてもセキュリティ更新が降ってきます。Ubuntu Proを契約すれば10年まで延びるので、仕事で長く使う機材はLTSに乗せておくのが安心ですね。
インストール要件は少し重くなった?
Ubuntu Desktop 26.04 LTSの要件は、2GHzのデュアルコアプロセッサ以上、メモリ6GB以上、空きストレージ25GB以上。以前より少し余裕を見るようになった印象です。さすがにメモリ2GBの古いマシンは厳しいので、その場合はXubuntuやLubuntuといったフレーバーを使うのが推奨されています。サーバー版は用途に応じて調整でき、最小でメモリ1.5GB・ストレージ4GBからとのこと。
アップグレードは一気に飛べないので注意
ここが地味な落とし穴。22.04 LTSや25.04といった古いLTS・中間リリースからは、26.04 LTSへ直接アップグレードできません。いったん24.04 LTSか25.10を経由する必要があります。
22.04 LTSや25.04などを使っている場合は、まず24.04 LTSか25.10へアップグレードしてから、26.04 LTSへ進む必要があります。
「久しぶりに一気に上げよう」とすると、途中で足止めを食らいます。まとめて面倒を見るなら、時間のある休日に段階を踏んで進めるのがよさそうです。
Mini ISOも復活していた
個人的にうれしかったのがこれです。Ubuntuのmini.iso、無くなったのかな?と思っていたら復活していました。最小構成から自分で積み上げたい人にはありがたい存在です。26.04.1のチェンジログも公開されているので、細かい修正を追いたい人はそちらをどうぞ。
まとめ
LTSは「新しい機能を追う」というより「長く使える土台を用意する」リリースです。とはいえ要件が上がっているので、古いマシンを使っている人は、アップグレード前に対応フレーバーへの乗り換えも含めて検討したほうがよさそうです。私はまずサブ機のメモリを確認するところから始めます。