某社からPCが最近複数台頻繁に固まるとの連絡...
”パソコンなんてそんなもんですよ”
と答える。苦笑
XP以降Windowsが固まったりする事はとても減りましたが、ハードやソフト(OS等含む)には寿命があり、どこでどう新しい環境にスイッチするか?は簡単なようで専門家にも難しかったり答えが出なかったりすることもしばし。
以前大阪市内でもピザの宅配のようなバイクで走り回るパソコンの修理屋さんがありましたが、すぐになくなりましたね。
価格表などを見ても結構な金額でしたが、基本不調になったPCを元通りに戻すにはいろんな知識や知見が必要です。
以前XPから頼まれてWindows7にUpgradeした先様から怒鳴り声で電話がかかってきて何事か?と思ったら、
”Windows7にしてからパソコンがダウンしたり固まったりして仕事にならん!”と...
結局環境をいろいろ調べた結果1コンセントからコピー機やらなにやらを分岐していたので電圧が不安定になってPCもそれに引きずられて不安定にという事でした。
また別件でUbuntuを導入している某所でさすがにあまりにもPCが古いので、ハードディスクには寿命もあるし、UbuntuもUpdate期限あるから...と散々言ってたのにそのまま使っていてUpgrade途中で起動しなくなりぶち切れられたことがあります。(笑)
これってこちらの責任?ではなく、きちんとした運用ポリシーを持たずに古いまま使い続けることにあります。
先日のランサムウェアの件はかかった人は運が悪いと言うだけでなく、極論あの手のウィルスが蔓延しているという情報が入ると1週間ほどPCでネットをしないというのも手かもしれません。
で何が言いたいかと申しますと、私の仕事はPCの故障を直すことではなく、きちんと滞りなく業務が遂行できるようにシステムやデータを保全する事なんです。
PCが不調を病気ととらえれば、修理は手術。
手術するには医者が必要ですが、とても高額な費用が掛かりますよね?
で私は医者でなく保険屋のような存在です。手術が必要な状況を作らないように健康診断を普段から実施したりする。
つまり保険を少額毎月かけてもらえれば何かあった時に最短で業務の再開が可能になり、データの復旧も出来るような仕組みの構築をあらかじめ行っておく。
これ簡単なようで実際に壊れてないPCの為に保険を掛けるなんてのを説明しても理解してもらえません。
なので最初にPCを修理する際に、修理費用と、今後の年間サポート費用を同額にしたりします。
修理作業で6万か?もしくは修理は0円で1年間のサポート込みで6万円にするか?などと...
1年後に継続するかどうかはどれだけサポートし提案し付加価値を分ってもらえるほどに企業に入り込むか?と言う一点になります。
で冒頭の企業さんは現在サポート契約なしで、別企業が一時入ってアプリ導入してしまったので、ある意味意地悪な答えになってしまうんです。
PCの運用の仕方は各社様々ですが、最初に壊れる前提で設定をするのとしないのとでは復旧時間にとても差があります。
そこがプロの腕の見せ所でもあるんですけどね~。
一度契約が切れた後の再契約は、いろんな面でとてもコストがかかり現実的ではありません。
なので再度新規にハードを入れなおしたりする事にもなります。
ソフトやハードのアクティベーションなどの情報もきちんと整理していないと1日がかりの復旧になってしまう事もしばし...
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