2024年5月28日火曜日

公共工事の乗数効果と自治会の備蓄

菅直人が林芳正に馬鹿にされた乗数効果。
直接国民に100万配るよりも公共工事に100万使った方がGTP上は何倍もの上積み効果があるという論ですな。
まぁこれと同じように、自治会で5万円分備蓄用の”おこわ”を買ったらしい。何年持つのだろうか5年?7年?半年ぐらいの消費期限を残してほしい人に配るのだろうか??
個人的にはまさに下らん公金の使い方かと...
僕ならどうするか??
まず自治会住民にアナウンスをする。
備蓄用のおこわ購入に5万円を考えています。1食あたり〇〇円になります。
5万円を全部使って例えば300食購入するという手もありますが、必要だと思われる方に先着で半額を自治会から補助します。
何月何日から1週間以内にネット経由もしくは自治会館に申込書を記入してください。

この手の効果は何があるかと言うと、
〇5万円を保存食に使うという事に反対する人を抑え込む。(決定事項である)
〇おそらく全額使い切らずに残る。(お金の節約)
〇一食〇〇円の保存食を半額で入手できる。(半額で入手のチャンス)
〇自治会からの情報をきちんと把握しておいて得をした。(知ってる者が得をする)
〇不要だと思う人は半額でも不要なのだから買わなくていい。(必要ないので買わない)
〇半額でも必要ないって人がどれくらいいるか?が計れる。(ニーズがどれくらいあるのか?)
〇必要な人の家にその人の為に備蓄されるので、在庫管理する必要が無い。(どうせ全員には行き渡らない)

つまり自治会から情報と言う撒き餌をそっとばらまき、知ってるものが得をするという環境を徐々に作っていく。
良く備蓄備蓄と言うが、そこに管理コストと言う概念が全く抜けている事を考えた方がいい。
香芝市のような大きな組織の場合は、とりわけ弱者のための備蓄も必要であろうが、自治会に備蓄など何も必要ないというのが個人的な意見である。
その予算を使わないといけないのであれば上記のように5万円使ってそれを半額補助でばらまけば地域で10万円分の保存食を入手できるという事になる。
これがまさに乗数効果である。

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