2024年1月21日日曜日

仮想ディスクをコマンドラインから拡大/縮小する

 Windows 7/Windows Server 2008 R2ではdiskpartコマンドの機能が拡張され、仮想ディスク・ファイル(.VHDファイル)を操作する機能が追加されている。これを使って、仮想ディスク・ファイルを作成/マウント/アンマウントする方法はTIPS「仮想ディスクをコマンドラインから作成・管理する」で紹介した。本TIPSでは、仮想ディスク・サイズを拡大/縮小する方法についてまとめておく。

仮想ディスクの選択と内容の調査

 diskpartコマンドを使って仮想ディスクを操作する場合、最初に行うことは操作対象の仮想ディスクの選択(Select)と内容の調査である。

C:\>diskpart …コマンドの起動

Microsoft DiskPart バージョン 6.1.7600
Copyright (C) 1999-2008 Microsoft Corporation.
コンピューター: SV2008R2-XPC006

DISKPART> select vdisk file="c:\vpc\sample.vhd" …ファイルの選択

DiskPart により、仮想ディスク ファイルが選択されました。

DISKPART> detail vdisk …ファイルの詳細の調査

デバイスの種類 ID: 2 (VHD)
ベンダー ID: {EC984AEC-A0F9-47E9-901F-71415A66345B} (Microsoft Corporation)
状態: 追加済み
仮想サイズ: 8000 MB …仮想ディスクの論理的なサイズ
物理サイズ:  710 MB …仮想ディスク・ファイルの物理的なサイズ
ファイル名: c:\vpc\sample.vhd
子: いいえ
親ファイル名:
関連付けられたディスク番号: 見つかりません。

DISKPART>

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