転職を複数回すると、特に若い時は怖いものなしになる。
まぁ今更ながらこんなアホな転職活動をして失敗した話...
大学出て最初の上場企業を1年半で見切りをつけ、さぁ辞める数か月前から自分で探すことに...
今みたいに転職や就職情報があまりない時代。自分で探すしかないのである。
当時Lotus123やMultiPlanが全盛(Excelはその後か?)で、1本98000円もしたが、互換ソフトと言う概念でアメリカから1/10のコストで日本に黒船がやってきた。
”アシストカルク”である。
怖いもの知らずの僕は、大阪の事務所に乗り込んで、採用活動も何もしてないのに、面接せよ!と直談判した。まぁ考えれば無茶な話である...(笑)
面接も三次ぐらいまで行き、最終パンソフィック事業部長に怪訝な顔されながら、総務担当者には
”ここまで来たら内定と思ってください”
と言われて2週間待って不採用通知。
いつかビルトッテンに直接会って文句の一つも言ってやろうと思ってた(笑)
ただこの閉鎖社会の日本では、黒船は簡単に排除された。
98000円のソフト10万本売るより9800円のアシストカルクを100万本売る!ってのは、頓挫。
ソフトウェアを本屋さんの棚で売ってたのも画期的だった。もちろんそれまでは違法でなかったコピーソフトとして持ってたLotus123やMutiplanに代わり自分でも買って使っていた。
まぁでも相手が大きすぎた。
でもLotus123もExcelに凌駕され最終IBMに買収されて消えていった。
大体機能アップなど必要のないソフトウェアの世界で永遠にお金を吸い取るアップグレードビジネスに飼いならされた日本人に、オープンソースの偉大さをもっと知ってもらいたいと反骨精神まだまだ健在...
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