2022年6月13日月曜日

僕が自治会の防災用品購入に反対する理由

小さな自治会でも各々防災用品としていろんなものを備蓄しているようだ。
我が青葉台自治会もガソリンの発電機をガス発電機に代えた。
それが無駄とは言わないが、屋台で使うような発電機一つで何ができるのか?を考えた場合、非常にコストパフォーマンスが悪いと思うのは自分だけだろうか?
1000W程度発電出来る最近のカセットガスで発電できるものでも10万円はする。

ただ1000Wから上になると並列にして容量をあげていったりするタイプもあるが、グンと値段が上がる。それにどうしてもエンジンなので超うるさい。

こんな爆音を立てて発電をしても家庭コンセントの安定した正弦波1500Wには到底及ばないのである。

IH製品は一つぐらいならギリだが、二つ同時は無理。

最近防災用品は個別に揃えるよりもシェアする時代に突入している。

つまり近隣の自治会などと協力して、共同所有をしたり、持っている所から貸し出しをしてもらうように話し合いをする事で解決すると言う考え。

必要な時に必要なものを必要な分貸し出す事がどうも行政経由では機能しない事がある

あらかじめ色んなルールを作っていてもいざ発災時には想定外の問題が起きるからだろうと考える。

我が自治会では公園に”かまどベンチ”を有志が作ってくれた。

ただその存在をたくさんの人に知ってもらい、維持し、もしもの時のために訓練するにはそれ相応の苦労が伴う。

公園で火を使う事に対する許認可や、現実的なクリアするべき問題も多いだろう。

自治会の存在意義として、防災拠点としての位置づけが大きくなってきているが、出来る事できない事をはっきり区別して、出来ない事は無理にしようとせずに代替え案を考える事こそが、今後のテーマだと考える。

いつも極論話で申し訳ないが、防災を国防と捉える。

今我が国は周辺国からの脅威増大も含めて国防費をGDP1%から倍増を!と景気のいい話がメディアを賑わせている。

まさに先軍政治ありきのようで気に入らない。教育や子供に対する予算は切られることはあっても倍増なんて話は明石市ぐらいである。

明石市に学ぼう!

防災も大事だが、この地域の子供がここに育って良かったと思える事にお金を使おう!

好きな松山千春の3.11発災後の言葉を最後に記す。

知恵がある奴は知恵を出そう。
力がある奴は力を出そう。
金がある奴は金を出そう。
「自分は何にも出せないよ」っていう奴は元気出せ。

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