2015年10月23日金曜日

スマホの価格構成

ざっくりと携帯スマホの代金と言え、その中身をきちんと見る人も少ないかと思います。
大雑把に言えば
かかってくるもの
○基本料金
○プロバイダー料金
○パケット料金
○本体代の分割代金

割引金額
○機種変更やMNPで端末ごとに違う毎月の割引

つまり上の合算から下の割引を引いたものになります。

ここで実質0円と一括0円の違いの説明...

まず実質0円の場合...
かかってくるもの
○基本料金
○プロバイダー料金
○パケット料金
○本体代の分割代金=毎月の割引で相殺
となり、上の3つだけが課金されます。

次に一括0円の場合...
かかってくるもの
○基本料金
○プロバイダー料金
○パケット料金
○本体代の分割代金=0円

割引金額
○機種変更やMNPで端末ごとに違う毎月の割引
となり、上の3つから24か月にわたって割引される分が毎月減額されるという事になります。

一概にこうなるとは言えませんが、実質0円と一括0円で2年間でどう違うか?判りやすくシュミレーションしてみます。

○基本料      2700円/月
○プロバイダー料  300円/月
○パケット料    3500円/月
○端末の24分割価格(84000円の端末だと)3500円/月

○MNP(他社から移動)の場合の毎月割引3500円/月(ちょっと多めですが判りやすくするため)

実質0円の場合
2700+300+3500+3500-3500=6500円/月

一括0円の場合
2700+300+3500+0-3500=3000円/月

簡略化しすぎていますが、単純にこの計算だと毎月3500円の差。24か月で 84000円の差が出るという事になります。

実際にはここまで差が出ることは少ないですが、この実質0円と一括0円の違いを理解すると、家電量販店での価格を見るのが楽しくなります。

クイズ...
では上記の条件で下の二案件だとどちらが得でしょうか??

○実質0円契約で商品券80000円!
○一括0円契約で商品券15000円!

簡単ですよね?差額が84000円あるわけですから、商品券の少ない一括契約の方が2年間の総支払額は安くなります!

0 件のコメント:

コメントを投稿

5Gベースのガラホが...

  ヨーロッパで年配者向けフィーチャーフォンやスマートフォンを展開しているbea-fonの関係者が商談用に持ち込んだと端末が10キーを備えた5G対応のフィーチャーフォンでした。外観は4G対応の一般的なフィーチャーフォンと同じようなデザインをしています。